地元開催報告&予告|ドラムサークル

地元ドラムサークル

2022年10月、高津区「まちの企画室」に提案・採択頂き、「高津大山街道リズムフェス」を開催致しましたが…

「地元でも開催したい!」という思いが強くあったため、プレゼン・企画を頑張ったこの催し…

少々頑張りすぎまして「また自力でこのフェスを開催しよう!」とは正直思うことができないボリュームでした。

よって、「何となく1回で終わってしまうかもしれない…」と弱気になっていたのですが…。

リズムフェスから駄菓子屋さんドラムサークルへ

「高津大山街道リズムフェス」からご縁を頂き、この度「駄菓子の木村屋」さんでミニドラムサークルを開催させて頂きました♪

ありがとうございました!

2023年4月15日(土)開催

駄菓子屋さんドラムサークル開催経緯

地元のつながりを大切にする「駄菓子の木村屋」オーナー、木村さん。

実は「高津大山街道リズムフェス」を採択下さった、「まちの企画室」の委員でもあります。

よって、その頃からお世話になり、フェス終了後も「まちの企画室」第二期プロジェクトの審査員をさせて頂いたり、第二期プロジェクトの一部に参加者としてお伺いしたり、と顔を合わせる機会を頂き、

木村さんの物件(←地主さんです)に住む人たち中心の「音楽部」がある

と聞いて、勢いよく挙手。

ご近所枠で入会させて頂きました。

そして今回、音楽部が中心となって「春の音楽会」を開催するということで。

リズム遊びの時間をご依頼頂き、初参加。

以前、木村屋さんで開催された「音楽部飲み会」で知り合ったダンサーさんや。

耳にした曲なんでもすぐ弾いてしまう凄腕ピアニストさんや。

その他沢山の「音楽好き」な人たちと、セッションしたり何だり…と、色々な形の音楽を楽しませて頂きました♪

地元開催したい理由

音楽が大嫌いだった過去

少し遠回りします。

音楽講師をしている人が言うべきことではないかもしれませんが、私は昔、音楽が大嫌いでした。

実際、音大を出てから10年以上、音楽から離れた時期があります。

この世界に戻ってきたのは、娘を出産し、2011年の震災を機に会社への復職を辞めてしまった事がキッカケでした。

勢いで辞めてしまい、何をすべきか模索したところ、娘の出産後に興味を持ってライセンスを取得していた、アメリカの幼児向け音楽プログラム「Music Together」をやってみようか、ということでした。

嫌いだった音楽。

二度と戻るまい、と思っていた音楽。

しかし…

アメリカの音楽教育との出会い

娘が生まれ、子どもというものを知り、幼児教育に興味を持ち、その過程で学んだ「Music Together」は

大人が歌う事を楽しみ
自分たちがお手本となって
子どもたちを音楽の世界へ誘う

子どもに「させる」のではなく
大人が音楽環境を整える

音楽があれば
持ち備えた才能は
自然と伸びる

という理念を掲げていました。

これは、私に大きな衝撃を与えました。

「音楽はやらされるもの」

だったので、そんな考え方があるとは思いもしなかったのです。

輪になって
子どもたちを自由にさせながら
大人が歌う
大人が踊る
大人が楽器を奏でる

おうちに帰って
その楽曲を聴きながら
子どもと一緒に遊ぶ

そんな素晴らしい音楽の世界があったなんて!!!

そんな衝撃を受け、勢いでクラスを開講。

グループクラスだったためコロナに負けてしまいましたが、2021年まで約10年、開講していました。

アメリカのドラムサークルとの出会い

「Music Together」に感銘を受け、「びっくりしたー!」という状況のさなかに出逢ったのが「ドラムサークル」でした。

この出会いも、ものすごい驚きでした。

知らない人たちが
円になって
太鼓の前に座って叩いている

楽譜がない
自由すぎる空間

リードする人はいるけれど
指示してこない

誰でも
年齢性別関係なく
気軽に参加できる

のに

音が揃ってしまう不思議

叩いている時の高揚感

自然に出てくる笑顔

なんだこの世界観は!!

と、バッドで殴られたような衝撃を受けたのです。

知らなかった音楽の世界。

ハードルの無い音楽。

知りたい、もっと知りたい!!

とのめりこみ…

自分も活動を開始

その場をリードしていた「ファシリテーター」にとり憑くようにしながらスタッフとして色々な現場を経験し、益々魅力を感じました。

魅力の根源と思われるのは…

私は仕事モードの時以外、かなりの人見知りで

大勢いる場からは逃げます。

大人数は何を話して良いか分からず、混乱します。

人とのお付き合いがうまい方とは言えないので、ママ友もごく少数しかいません。

しかし。

ドラムサークル仲間はものすごい数なのです。

会話が無くても、音で友達になれるのがドラムサークル。

本名を知らない人が沢山います。

どこに住んでいるかも知りません。

でも会うと「久しぶり!!」となるのです。

無理に話さなくても、一緒に太鼓で遊びながら「1人ではない」という安心感を得られる。

こんな状況に身を置けている自分にも驚きました。

人見知りなのに、居心地が良くて自ら足を向けている…。

そしていつの間にか楽器を買い揃え。

自分がファシリテーターとして活動するようになっていました。

活動したい理由

なぜなら。

音楽はみんなのものだと知って欲しい。

自分が音楽で苦しんだ過去を持つから
楽譜がなくても「みんなで」楽しめる音楽を知って欲しい。

なんといっても
ドラムサークル空間は平和そのもの!

会話メインのコミュニケーションが苦手な人は私だけではないはず!
そんな人たちも気軽に関われる場がもっとあったらいいと思う!

からです。

ドラムサークルには
大人にも
子どもにも
みんなに必要な栄養があると思う

のです。


私はピアノの先生もしています。

ピアノは、ただ通うだけでなく、練習しないといけないのだから、大変です。

自分との闘いなんです。

自分が頑張ればうまくなるし、手を抜けばうまくならない。

でも、音楽はそれだけではないのです。

特訓しなくても、みんなで楽しめる音楽だってある。

もともと

音楽=コミュニケーションツール

だったのだと思います。

そんな「楽しい音楽コミュケーション」も体験をしながら、自分の腕も磨く。

たまには休憩して「遊ぶ音楽」を楽しむ。

行ったり来たり、ゆるゆるしてもいいんじゃないかな!

肩に力が入ってしまっている方。

ぜひドラムサークルを体験してみて下さい♪

もしかしたらまたご近所開催するかもしれません。

そんな時には是非ドラムサークルへ♪

今後の開催予定

屋外ドラムサークルです!
気持ちいいですよ!

6/3(土)-4(日)
日比谷音楽祭にてドラムサークル開催予定
⇒4年ぶりの参加!
⇒前回参加時の公式サイトレポートはコチラ

10/22(日)
ジャズイン府中にてドラムサークル開催予定
⇒2015年のスライドショー
⇒今年も「けやき広場」と「府中の森公園」2ヶ所で開催予定

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