ピアノレッスン|教材について
小学生は学校でのお勉強に慣れているため説明がすぐ伝わる事が多いのですが、幼稚園生は既存教材からスタートする事が難しい事も多く、手作り教材やプレリーディング教材(指番号をメインとした演奏法)を使う事が殆どです。
こちらの写真は、プレリーディング教材「ピアノ・アドベンチャー」シリーズ。
導入書は指番号で演奏の出来る楽曲ばかりで、音源もついているため幼少期からアンサンブル経験ができるようになっています。
手作り教材に関しては、今まで指導してきた経験から
「幼児さんの理解力をUPすること」
を念頭に、最近少しずつデジタル化も進めています。
例えば、
音があがれば鍵盤は右側へ、
音がさがれば鍵盤は左側へ、
という事がスムーズに理解できても、
譜面上で楽譜を左から右に読むのに、音符の玉の上下によって鍵盤上で動く方向が変わる、
など。
これらのことは、幼児さんにとってはとても難しいことなのです。
楽譜は左から右へ見る
譜面上で音符の玉が上下している
線に刺さっているもの、挟まっている玉がある
指番号がついている
右手と左手にト音記号やヘ音記号のマークがある
など、色々な学びを遊びながら習得できる方法はないかと考えている中、
「データで作れるのではないか?」
と思い立って着手。
試行錯誤のものを先週使用してみたところ、とても楽しんで貰う事ができました♪
「同じ色の折り紙探して!」のお願いに娘も協力♪
クラウドというものを知ってから
PCで作ったデータをタブレットで再生できるようになり、とても便利になりました。
アイデアが出る度にデータ化しているので、
通って頂いている生徒さんにも”速読”のためのデータを近々お渡しできると思います(^^)
年齢に合った指導をすべく、これからも学びを深めてゆきたいと思います♪